皆さんならどうしますか?(長い記事です)
ずっと公表してませんでしたが、実はカナリには先天性の心臓疾患があります。
昨日の動画のように、本猫はいたって元気でゴハンもモリモリ食べるのですが、我が家に迎える少し前(生後5ヶ月くらい)に、別件で通っていた獣医さんから「心臓に雑音が聞こえる」と言われたのです。
当初は、心雑音は成長過程の子猫にはあることなので、とりあえず1歳頃まで定期的に経過を見ましょう、ということでした。
その後、6ヶ月齢になる前に早くも発情期を迎えてしまいました。3月10日のことです。
今まで代々ウチにいた犬猫たちは、発情前に避妊・虚勢手術を受けていたので、私自身初めて見るものでした。
一日中サカリ独特の声で鳴きまくり悩ましげにクネクネする姿に、これは相当ストレスなんじゃないか、やっぱりすぐにでも避妊手術は必要だと思い、5日間で発情がおさまった後すぐに病院に連れて行きました。
避妊手術をするにあたり、まず懸念されていた心臓をレントゲンとエコーで検査をしました。すると、かなりの心肥大が確認されました。心臓が普通の猫さんの1.5倍くらいの大きさになっていました。エコー検査では、心臓内での血液の逆流が見られ、弁に穴が空いていると。結局、先天性の心臓疾患ということでした。
となると、避妊手術はまず出来ません。麻酔は心臓に大きな負担になるからです。
3月27日、早くも二回目の発情が始まりました。前回よりもさらにエスカレートしたような身もだえ方で、見ているのが辛かったですが4日間で治まりました。
そしてこの翌日。
てんかんのような発作を起こし倒れてしまいました。倒れたショックからか脱糞も。脱糞しながら、ワオーワオーと大きな声で鳴いていました。そしてその翌日もまた、同じ発作を起こしました。両日とも、走り回っていたわけでなく、普通の状態でいきなりバターンと倒れたのです。倒れた後、1分ほどで立ち上がり何事も無かったように復活したのですが、とにかく驚いたし怖かったです。
病院に連れて行くと、やはり心臓が原因の発作だろうと。これはどうやら成長過程で解消するようなものじゃなさそうと。ショック・・・。
強心剤と発作時に使うニトロ(人間用のスプレータイプのもの)を処方され、毎日きちんと薬を飲んでいるせいか、その後一度も発作は起きていません。
前回の検査から1ヶ月後の4月16日。
またレントゲンとエコー検査をしました。心臓の大きさは一ヶ月前と特に変化はありませんでしたが、エコーでより詳しく調べたところ、前回よりも色々な問題が見つかりました。肺にも影響が出てきているし、心臓の左室・右室・左心房・右心房すべての部屋に問題あり。ショック・・・。
先生曰く、高齢の犬にはまれに見る症例だけど、カナリのような幼猫でのケースは大変珍しいそうです。それもあって、大学病院でのより詳しい検査を進められました。
ただ、大学病院に連れていったところで、外科的手術をはしたくないし(猫の心臓の手術は物凄くリスクが高く、成功率は低いそうです)、内科的治療に関しても劇的なものがあるわけではないらしく。ただ、より性能の良い高度な検査機器によって詳細なデータが判る、そして今後の治療方針にもアドバイスが聞ける、と。ちなみに検査費用は3万円程です。
一番近い大学病院はウチからだと、車を使って1時間強かかります。今回、徒歩20分の病院へ連れて行った際にも、キャリーが窮屈だったせいか、私の歩く振動のせいかわかりませんが、到着した時には呼吸困難と激しい頻脈だったカナリ(ニトロスプレーと酸素室で処置してもらいました)。長時間の移動、そして病院での検査(1~2時間かかるそう)をさせることに不安があります。
皆さんだったら、こんな時どうしますか?
心臓が悪いことは決定的なのだから、そして根治する方法はないのだから、短い寿命かもしれないけれど、なるべく負担をかけないよう毎日を楽しく過ごさせてあげればいいじゃない、と思います?
それとも、もしかしたら良策があるかもしれない、それにかけて多少の無理をさせてでも大学病院に連れて行き検査をしますか?それとも万が一にかけて、手術を選びますか?
考え過ぎて混乱してきたので、皆様の意見を聞いてみようと思い、思い切って公表しました。どんな意見でも良いので、聞かせてもらえたら嬉しいです<(_ _)>
昨日の動画のように、本猫はいたって元気でゴハンもモリモリ食べるのですが、我が家に迎える少し前(生後5ヶ月くらい)に、別件で通っていた獣医さんから「心臓に雑音が聞こえる」と言われたのです。
当初は、心雑音は成長過程の子猫にはあることなので、とりあえず1歳頃まで定期的に経過を見ましょう、ということでした。
その後、6ヶ月齢になる前に早くも発情期を迎えてしまいました。3月10日のことです。
今まで代々ウチにいた犬猫たちは、発情前に避妊・虚勢手術を受けていたので、私自身初めて見るものでした。
一日中サカリ独特の声で鳴きまくり悩ましげにクネクネする姿に、これは相当ストレスなんじゃないか、やっぱりすぐにでも避妊手術は必要だと思い、5日間で発情がおさまった後すぐに病院に連れて行きました。
避妊手術をするにあたり、まず懸念されていた心臓をレントゲンとエコーで検査をしました。すると、かなりの心肥大が確認されました。心臓が普通の猫さんの1.5倍くらいの大きさになっていました。エコー検査では、心臓内での血液の逆流が見られ、弁に穴が空いていると。結局、先天性の心臓疾患ということでした。
となると、避妊手術はまず出来ません。麻酔は心臓に大きな負担になるからです。
3月27日、早くも二回目の発情が始まりました。前回よりもさらにエスカレートしたような身もだえ方で、見ているのが辛かったですが4日間で治まりました。
そしてこの翌日。
てんかんのような発作を起こし倒れてしまいました。倒れたショックからか脱糞も。脱糞しながら、ワオーワオーと大きな声で鳴いていました。そしてその翌日もまた、同じ発作を起こしました。両日とも、走り回っていたわけでなく、普通の状態でいきなりバターンと倒れたのです。倒れた後、1分ほどで立ち上がり何事も無かったように復活したのですが、とにかく驚いたし怖かったです。
病院に連れて行くと、やはり心臓が原因の発作だろうと。これはどうやら成長過程で解消するようなものじゃなさそうと。ショック・・・。
強心剤と発作時に使うニトロ(人間用のスプレータイプのもの)を処方され、毎日きちんと薬を飲んでいるせいか、その後一度も発作は起きていません。
前回の検査から1ヶ月後の4月16日。
またレントゲンとエコー検査をしました。心臓の大きさは一ヶ月前と特に変化はありませんでしたが、エコーでより詳しく調べたところ、前回よりも色々な問題が見つかりました。肺にも影響が出てきているし、心臓の左室・右室・左心房・右心房すべての部屋に問題あり。ショック・・・。
先生曰く、高齢の犬にはまれに見る症例だけど、カナリのような幼猫でのケースは大変珍しいそうです。それもあって、大学病院でのより詳しい検査を進められました。
ただ、大学病院に連れていったところで、外科的手術をはしたくないし(猫の心臓の手術は物凄くリスクが高く、成功率は低いそうです)、内科的治療に関しても劇的なものがあるわけではないらしく。ただ、より性能の良い高度な検査機器によって詳細なデータが判る、そして今後の治療方針にもアドバイスが聞ける、と。ちなみに検査費用は3万円程です。
一番近い大学病院はウチからだと、車を使って1時間強かかります。今回、徒歩20分の病院へ連れて行った際にも、キャリーが窮屈だったせいか、私の歩く振動のせいかわかりませんが、到着した時には呼吸困難と激しい頻脈だったカナリ(ニトロスプレーと酸素室で処置してもらいました)。長時間の移動、そして病院での検査(1~2時間かかるそう)をさせることに不安があります。
皆さんだったら、こんな時どうしますか?
心臓が悪いことは決定的なのだから、そして根治する方法はないのだから、短い寿命かもしれないけれど、なるべく負担をかけないよう毎日を楽しく過ごさせてあげればいいじゃない、と思います?
それとも、もしかしたら良策があるかもしれない、それにかけて多少の無理をさせてでも大学病院に連れて行き検査をしますか?それとも万が一にかけて、手術を選びますか?
考え過ぎて混乱してきたので、皆様の意見を聞いてみようと思い、思い切って公表しました。どんな意見でも良いので、聞かせてもらえたら嬉しいです<(_ _)>
by pomchack
| 2009-04-22 01:38
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