北欧旅行記⑬(最終回) 9月11日
さて、とうとう最終日です。7:30には港に行かなくてはいけないので、5:30に起床。お!今日は天気良くなりそう!良かった~~
いつも朝はゆっくり起きてから行動してたので、初めて見る早朝のヘルシンキの街に感動。たくさんシャッターを押してしまいました。
朝早いから、人もまばら。
何度も訪れたデパート、ストックマン。
毎日歩いたエスプラナーディ公園も今日で最後です。
今日はかもめさんに乗られてませんね(^ム^)
バルト三国の中でもっとも北に位置するエストニア。首都タリン行きのフェリーは色々な会社から出ていますが、私達はこのリンダラインに乗ります。他国に行くわけですが、パスポートはチェックイン時に見せるだけ。日本人はビザも不要です。
待ちに待ったエストニアへの船旅の始まりです。事前に昨年ヘルシンキからエストニアにフェリーで渡った経験のある友人から、かなり船がゆれてちょっとグロッキーになったとの情報を得ていたので、きちんと酔い止めを服用。万全で乗り込んだはずなんですが・・・・この後まさか、あんな惨劇が待っているとは・・・
出港直後、デッキで撮った写真。
この後、船内に戻り席について数分後。
あれ?なんだかすごく船揺れてない?かなり波激しいよね?なんて言ってたら、みるみるうちに恐ろしい船酔いがやってきました(゜-゜)子供の頃から乗り物酔いはしやすい方ですし、恥ずかしい告白をすると、お酒を飲むようになってからもかなりのリバース経験を持つ私(決して自慢できることではない)、が、かつて味わったことのない、過去の経験を全て塗り替える気持ち悪さです(゜-゜)お食事中の方、ここから先は飛ばし読みすることをお勧めします・・・・・・・
用心の為、一番トイレに近い場所に座ったにもかかわらず、あまりの気分の悪さに立つことも出来ず、その場でリバース(゜-゜)リバースに次ぐリバースそしてまたリバース(゜-゜)1時間30分の乗船時間中、もう何度リバースしたか分からないです(゜-゜)リバースの繰り返しにより、体温が急激に下がってしまったのか、寒くて寒くて震えが止まりません。あー苦しいーもうダメだーーと意識が遠のきそうになった瞬間、オイタンの着いたよ!との声が(゜レ゜)
リバースにより着ていたコートやストールはかなり汚染(゜-゜)もう捨ててしまいたいーって思ったけど、とにかく寒くて仕方ないので可能な限り拭きとってから着込みます。持っていたタオルは再生不能と判断、ゴミ箱行き(゜-゜)やっと立ち上がった時には、船内には私達のみ。他の乗客たちはとっくに降りたようです。オイタンに支えられ這いずるようにして船から降りました。
ちなみにリバースしていたのは乗客の中で私オンリー。皆さんビールを飲んだりお食事をしたりして全然余裕でした(その近くでもだえ苦しむ私、超大迷惑ですね・・・)
やっと船から下りたものの、とても歩ける状態でなく港の施設内のベンチで、かなり長い時間ダウン(T_T)時間が勿体ないよーと思いつつ、あの苦しみを帰りにも味あうんだーって思うと泣きたくなりました(T_T)震えがずっと止まらないので、とりあえず街に出て厚手のコートでも買おうとオイタンが言うので、腰の曲がったおばあちゃんのような体勢&超~~スローウォークで出発。
オイタン撮影のワンコ。
怪しげな歩行の私に向かって激しく吠えています(-_-;)
青空の下で瀕死の私(すごい格好(-_-;)あらゆるものを着込んでいます)
街はストックホルムともヘルシンキとも全く違う雰囲気。
ここ首都タリンは世界遺産にも登録されている、美しい旧市街です。
2日くらいタリンに滞在しても良かったかも。
ウィンドーにいた可愛らしいネズミたち
タリンの街中ではかもめじゃなくて、鳩の姿をたくさん見ました
デパートを見つけ、ウールのジャケットトを購入。吟味する余裕はなくて、日本にもあるZARAで即決。その後、オイタンがお腹が減ったというので、こちらのカフェで一休み。オイタンはサンドイッチを食べてましたが、私は匂いだけでもよおしてしまいそうなので、デパートで帰りの船用に購入したリバース専用タオル(一番安いタオル)で厳重に口元を塞ぎます(-_-;)水を飲んでもリバースしそうになるので、何も口にできず。
でも時間が経つにつれ、少しずつ気分もマシになってきたので、帰りにもう一度あの船に・・・・という恐ろしい現実を忘れる為にひたすらデジカメ撮影に専念です(゜-゜)
街の中心にあるラエコヤ広場。カフェやレストランが軒を連ねます。
体力が持たず、また一休み。日本でもおなじみのセガフレードザネッティのテラス席で、グリーンティを注文。胃の様子を伺いながら一口ずつ慎重に飲みます(-_-;)
チワワ(?)発見。今回の旅で服を着てるワンコを一切見なかったのですが、チワワちゃん寒くないのかな?
なんか絵になる黒ワンコとお兄さん
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂は帝政ロシア時代に建立されたロシア正教教会。近くで見るとすごい迫力で、大変立派です。手前には7枚重ねで着ぶくれたモッサリした私。
なんか突然、射的コーナーがありました。なぜ?
街並みの美しさは、ダントツでタリンでした。6時間半ほどを過ごし、さて恐怖のゲロゲロタイム、いえ、帰りの船に乗るために港へ。
が、突然の欠航!えーーーーーーー\(◎o◎)/最終日にタリンに行くしかなくなった際、一番恐れていた事態が起きました。が、どうやらリンダラインが欠航になり、他社のフェリーは動くのでそちらに振替えるとのこと。あーーびっくりした!!ただ、出港する港が違うので、急いで別の港へ向かわなくてはならず。地理が分からない私達、出港まで時間もないしタクシーで向かおうと決めたのに、全然来ない!歩くしかない!ということで競歩のような速さで30分程歩き(死にかけだった私には大変ヘビーでした(-_-;)、何とか間に合いギリギリで乗船。代わりの船は、リンダラインとは比べ物にならないくらい大きなフェリーだったお陰で、全く揺れを感じず。ちっとも気持ち悪くならずに、リバース用タオルも活躍することもなく無事ヘルシンキへと帰りついたのでした
港からタクシーに乗り、途中ホテルに預けてあった荷物をピックアップ、そのまま空港へ向かいました。最後の最後で焦りまくりましたが、なんとか無事帰途につけそうです。
7日間ありがとうヘルシンキ(T_T)/~~~ またいつか来られたらいいな
お粗末で抑揚のない大変長い旅行記を、最後まで根気良くお付き合いくださった優しい皆様。 どうもありがとうございました<(_ _)>
【お土産披露コーナー】
ストックマンで買った長靴。
タリンで買った手書きのグラス。
あと画像はありませんが、自分用にはマリメッコのコートと傘など。オイタンは革ジャケットとディーゼルのデニムなど(ディーゼル店員がモデル並みの格好よさでガン見してしまいました)。
旅行記はここでおしまいですが、明日は番外編をお送りします。
いつも朝はゆっくり起きてから行動してたので、初めて見る早朝のヘルシンキの街に感動。たくさんシャッターを押してしまいました。
朝早いから、人もまばら。
何度も訪れたデパート、ストックマン。
毎日歩いたエスプラナーディ公園も今日で最後です。
今日はかもめさんに乗られてませんね(^ム^)
バルト三国の中でもっとも北に位置するエストニア。首都タリン行きのフェリーは色々な会社から出ていますが、私達はこのリンダラインに乗ります。他国に行くわけですが、パスポートはチェックイン時に見せるだけ。日本人はビザも不要です。
待ちに待ったエストニアへの船旅の始まりです。事前に昨年ヘルシンキからエストニアにフェリーで渡った経験のある友人から、かなり船がゆれてちょっとグロッキーになったとの情報を得ていたので、きちんと酔い止めを服用。万全で乗り込んだはずなんですが・・・・この後まさか、あんな惨劇が待っているとは・・・
出港直後、デッキで撮った写真。
この後、船内に戻り席について数分後。
あれ?なんだかすごく船揺れてない?かなり波激しいよね?なんて言ってたら、みるみるうちに恐ろしい船酔いがやってきました(゜-゜)子供の頃から乗り物酔いはしやすい方ですし、恥ずかしい告白をすると、お酒を飲むようになってからもかなりのリバース経験を持つ私(決して自慢できることではない)、が、かつて味わったことのない、過去の経験を全て塗り替える気持ち悪さです(゜-゜)お食事中の方、ここから先は飛ばし読みすることをお勧めします・・・・・・・
用心の為、一番トイレに近い場所に座ったにもかかわらず、あまりの気分の悪さに立つことも出来ず、その場でリバース(゜-゜)リバースに次ぐリバースそしてまたリバース(゜-゜)1時間30分の乗船時間中、もう何度リバースしたか分からないです(゜-゜)リバースの繰り返しにより、体温が急激に下がってしまったのか、寒くて寒くて震えが止まりません。あー苦しいーもうダメだーーと意識が遠のきそうになった瞬間、オイタンの着いたよ!との声が(゜レ゜)
リバースにより着ていたコートやストールはかなり汚染(゜-゜)もう捨ててしまいたいーって思ったけど、とにかく寒くて仕方ないので可能な限り拭きとってから着込みます。持っていたタオルは再生不能と判断、ゴミ箱行き(゜-゜)やっと立ち上がった時には、船内には私達のみ。他の乗客たちはとっくに降りたようです。オイタンに支えられ這いずるようにして船から降りました。
ちなみにリバースしていたのは乗客の中で私オンリー。皆さんビールを飲んだりお食事をしたりして全然余裕でした(その近くでもだえ苦しむ私、超大迷惑ですね・・・)
やっと船から下りたものの、とても歩ける状態でなく港の施設内のベンチで、かなり長い時間ダウン(T_T)時間が勿体ないよーと思いつつ、あの苦しみを帰りにも味あうんだーって思うと泣きたくなりました(T_T)震えがずっと止まらないので、とりあえず街に出て厚手のコートでも買おうとオイタンが言うので、腰の曲がったおばあちゃんのような体勢&超~~スローウォークで出発。
オイタン撮影のワンコ。
怪しげな歩行の私に向かって激しく吠えています(-_-;)
青空の下で瀕死の私(すごい格好(-_-;)あらゆるものを着込んでいます)
街はストックホルムともヘルシンキとも全く違う雰囲気。
ここ首都タリンは世界遺産にも登録されている、美しい旧市街です。
2日くらいタリンに滞在しても良かったかも。
ウィンドーにいた可愛らしいネズミたち
タリンの街中ではかもめじゃなくて、鳩の姿をたくさん見ました
デパートを見つけ、ウールのジャケットトを購入。吟味する余裕はなくて、日本にもあるZARAで即決。その後、オイタンがお腹が減ったというので、こちらのカフェで一休み。オイタンはサンドイッチを食べてましたが、私は匂いだけでもよおしてしまいそうなので、デパートで帰りの船用に購入したリバース専用タオル(一番安いタオル)で厳重に口元を塞ぎます(-_-;)水を飲んでもリバースしそうになるので、何も口にできず。
でも時間が経つにつれ、少しずつ気分もマシになってきたので、帰りにもう一度あの船に・・・・という恐ろしい現実を忘れる為にひたすらデジカメ撮影に専念です(゜-゜)
街の中心にあるラエコヤ広場。カフェやレストランが軒を連ねます。
体力が持たず、また一休み。日本でもおなじみのセガフレードザネッティのテラス席で、グリーンティを注文。胃の様子を伺いながら一口ずつ慎重に飲みます(-_-;)
チワワ(?)発見。今回の旅で服を着てるワンコを一切見なかったのですが、チワワちゃん寒くないのかな?
なんか絵になる黒ワンコとお兄さん
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂は帝政ロシア時代に建立されたロシア正教教会。近くで見るとすごい迫力で、大変立派です。手前には7枚重ねで着ぶくれたモッサリした私。
なんか突然、射的コーナーがありました。なぜ?
街並みの美しさは、ダントツでタリンでした。6時間半ほどを過ごし、さて恐怖のゲロゲロタイム、いえ、帰りの船に乗るために港へ。
が、突然の欠航!えーーーーーーー\(◎o◎)/最終日にタリンに行くしかなくなった際、一番恐れていた事態が起きました。が、どうやらリンダラインが欠航になり、他社のフェリーは動くのでそちらに振替えるとのこと。あーーびっくりした!!ただ、出港する港が違うので、急いで別の港へ向かわなくてはならず。地理が分からない私達、出港まで時間もないしタクシーで向かおうと決めたのに、全然来ない!歩くしかない!ということで競歩のような速さで30分程歩き(死にかけだった私には大変ヘビーでした(-_-;)、何とか間に合いギリギリで乗船。代わりの船は、リンダラインとは比べ物にならないくらい大きなフェリーだったお陰で、全く揺れを感じず。ちっとも気持ち悪くならずに、リバース用タオルも活躍することもなく無事ヘルシンキへと帰りついたのでした
港からタクシーに乗り、途中ホテルに預けてあった荷物をピックアップ、そのまま空港へ向かいました。最後の最後で焦りまくりましたが、なんとか無事帰途につけそうです。
7日間ありがとうヘルシンキ(T_T)/~~~ またいつか来られたらいいな
お粗末で抑揚のない大変長い旅行記を、最後まで根気良くお付き合いくださった優しい皆様。 どうもありがとうございました<(_ _)>
【お土産披露コーナー】
ストックマンで買った長靴。
タリンで買った手書きのグラス。
あと画像はありませんが、自分用にはマリメッコのコートと傘など。オイタンは革ジャケットとディーゼルのデニムなど(ディーゼル店員がモデル並みの格好よさでガン見してしまいました)。
旅行記はここでおしまいですが、明日は番外編をお送りします。
by pomchack
| 2008-09-26 01:43
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